「グラビティ」(アルミ金型鋳造)とは溶解したアルミ合金を金型に入れそのアルミの自重で製品を成型する鋳造方法で自動化しやすく内部品質の良い製品が可能です。優れた精度と硬度、鋳肌のよい製品を作成でき、砂鋳物以上の品質が得られます。冷却速度が速いためピンホールが少なく、量産にも対応します。
プロテックジャパンでは、100g~80kgまで多様なサイズに対応。強度が求められる2次元形状の製品でも、鍛造プレス1工程で仕上げる工法を採用するこ とで強度のある密な組織の製品をつくることが可能です。複雑な中空部品(アンダーカット形状)、小ロットなど多様なニーズに対応しますので、お気軽にお問 い合わせください。
一般的に、グラビティ金型鋳造(以下、グラビティ)のほうが強度が高いです。ダイキャストで使用するのは専用合金(ADC~)ですが、グラビティは鋳造用合金(AC~)を使用します。成分構成や巣も少なく、熱処理(調質)が可能です。
諸条件(形状の複雑さ、肉厚、肌、強度、錆放し精度など)を確認させていただき、どちらの製法でも製作可能であるという前提でお話すると、2年目以降の生産(1,000個以上)が決まっていれば製品単価が優位になるダイキャストを推奨します。逆に年間500個生産するかがあいまいな場合は、金型費用の安いグラビティを推奨します。
鋳型への注湯方法が違います。ダイキャスト(高圧)は、溶けたアルミをスリーブに入れ油圧で射出する注湯方法です。一方、低圧鋳造はストークというストロー状のもので溶けたアルミをゆっくり注湯していく方法です。コストは高めですが、寸法精度が良く高い品質の鋳物ができます。 プロテックジャパンでは、石膏型や金型に低圧鋳造を加えて製造することも可能です。
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